生活交通情報フィードバックシステム開発
生活交通情報フィードバックシステム開発
平成23年度から25年度の総務省の研究開発委託制度の一環として、公・民・学連携である柏ITS推進協議会を主体として実施された研究プロジェクトです。
本プロジェクトでは路側センサや他団体から提供される交通量、車速データを基礎とし、現時点で柏市から排出されているCO2量や過去の排出状況を可視化し、WebサイトやAndroidを利用して市民へ情報公開するシステムの開発を行いました。
また、本プロジェクトの成果として平成25年10月に東京で実施されたITS世界会議において、出展ならびに発表を実施いたしました。
弊社担当開発
本プロジェクトにおいて、弊社の担当する「既往メディアを利用した情報配信システム」として、以下の機能を主として開発いたしました。
Webサイト開発:「かしわスマート」Webサイトの制作
本プロジェクトの公開サイトである「かしわスマート」を制作し
柏市のCO2状況が閲覧者に提供される環境を構築しました。
Androidアプリケーション「かしわスマート」の開発
実験モニターならびに一般参加者の行動履歴情報の取得を行うと共に
「自分の行動がどれだけCO2の削減に貢献しているか?」という気付きを
与えるための情報提供が行えるよう配信機能を開発しました。
他システム情報連携機能の開発
Webサイト、Androidアプリと他システムのデータ入出力の開発を
行い、他システムと円滑な連携が行える機能を開発しました。
総務省 研究開発委託制度
【採択課題名】
市民の交通行動変容を促進する持続可能な生活交通情報フィードバックシステムの研究開発
【参加団体】
(株)アイ・トランスポート・ラボ、アジア航測(株)、(株)オリエンタルコンサルタンツ、(株)国際情報ネット、
東京大学、(株)長大、パシフィックコンサルタンツ(株)
※1:平成24年度より戦略的情報通信研究開発推進制度(SCOPE)へ統合されています。(採択課題一覧はこちら)